KTS ナマ・イキVOICEアートマーケット

200657日(日)鹿児島県民交流センター中ホール

  ファシリテータ:森田mojazz孝一郎

スタッフ:かなへび、まきちゃん

参加者:3回の実施で述べ約100名ぐらい

オープニング1000〜  @1200〜  A400

 

鹿児島のアーティストを支援しようというコンセプトではじまったナマイキアートマも8回目。今回、ご来場の皆さんに参加してもらえるアートフォームを、というリクエストで、ドラムサークルに白羽の矢が!でも「ドラムサークル」という表現では、知らない人にはドラムセットの同好会と思われるのが常なので、「ドラムサークルを使ったリズムアート」と表現してもらった。

できたー

同じホールでは、鹿児島のシンガーソングライター岩下清香さん、明和電機も出演。岩下さんのリハ後、最初のオープニングドラムサークル開始の30分前から超高速セッティング。今回のドラムサークルは、ドラムサークルカゴシマ♪主催ではなく、事前登録なし、アートマイベントに来場された方に、アートを見る感じるだけでなく、ドラムサークルを体験してもらいながら自らリズムアートをクリエートする歓びを感じてもらおうという主旨なので参加自由。

 

1000〜オープニングドラムサークル】

朝からたくさん集まってくれましたー

アートマーケット自体はホール外でやってるので、オープニングドラムサークルに中ホールまでわざわざ人があがってくるか心配だった。しかし、8人ぐらいからドラムコールはじめると、イベントスタッフの皆さんがたくさん集まってくれておまけにその中にジャンベドラマーも数人いて、あっというまに20数人のすてきなドラムサークルに。

トランジションポイント見極めながらストップアンドゴー、サークルを半分にスカルプティングしてのストップアンドゴーチェンジ、全体エコー、デクレッシェンド、クレッシェンド、アッチェル、ランブルして約25分のドラムコール終了。最初からこんなにうまくいっていいのだろうか?というぐらい人も集まってくれて、よく楽しんでくれ、おまけにドラム経験者が数名いたおかげでリズムキープがしっかりでき、すごくファシリテートしてて気持ちよかった。やったファシリテートキューを書き出せば結構いろいろやったみたいだけど、実際はほとんどしなくてもいい感じだった。

ジャンベ経験者たち、ノリノリですー

ドラムサークルカゴシマ♪で一番評判の高い、管楽器とのセッション♪

はじめてのドラムサークルに対する驚きと興奮でサークル全体が息が上がってしまった感だったので、みんなで手をつないで深呼吸してクールダウン。左右の手をギュギュと握り合うウィンドウオブコミュニケーション。その後、アマゾンの森を感じさせるサウンドスケープして、最後はかなへびのフルートに合せて「コンドルは飛んでいく」。終わったとき、ジワーと皆の充実感を読み取れる瞬間の歓び。全員が一体になれた瞬間だった。最初から大成功!

 

1200〜ドラムサークルによるリズムアート@】

転じて1200からのその日2回目のドラムサークルは、一転、少ない人数状態のうちに座る場所を次々にチェンジする親子や、ちょこっと叩いて携帯写真とりまくりすぐ帰る若いグループ、座ってすぐにアンケート書き始める方などドラムファシリテートのトレーニング素材としてバッチリな超やりにくい状態に。どうしよう、どうしよう、どうやって全体のエネルギーを感じてみんなを気持ちよくさせよう、とファシリテータとしてあってはならないパニック状態のまま考えているうちに、スタッフかなへびが「もう38分ですよ」って、ウッソー!!あと7分しかないじゃん!慌ててランブルしてオシマイに。最悪のパターン。十分なクールダウンもできないまま、「コンドルは飛んでいく」に。これも前段の不調が影響してノリきれず終了。せっかく参加してくれた皆さんに申し訳ない気持ちでいっぱいに。

むむー・・・

1400〜ドラムサークルによるリズムアートA】

3回目、最後のドラムサークルの前にあった岩下清香さんのグループのライブの最後の曲で、ドラムの大久保シゲちゃんが気を利かせて「みなさーん、うしろのタイコたちでみんなで一緒にセッションしましょー♪」っとなり、バンドと観客のタイコでホール全体がとっても気持ちいいグルーブに包まれた。清香さんも打上げで「あんな幸せな気分を味わったのははじめて」って。そんなノリをひきづったまま最後のドラムサークルは、次の明和電機のパフォーマンス目当てのお客さんが大挙してホールになだれ込み、大注目の中、もう最後なので細かいことは気にせず、サークルの自然なグルーブに任せてミニマムファシリテートを心がけた。やっぱり自然体が一番。

イェーイ

またまたノッテきたー

いいねぇー

 

2100ごろ 感動のノーインスツルメンツドラムサークル@打上げ】

運営スタッフ、出展者、ゲストなど総勢約100名による打上げ(フートン@AMUプラザ)は、それはそれは盛り上がったのなんのって。宴も佳境の頃、グランプリ受賞者や審査員、ゲストのみなさんが一言づつマイクで挨拶。ボクの名前が呼ばれる。ここで普通に挨拶して帰ってはアーサー先生、ペッカー先生に合わせる顔がない。「ッハーイ!みなさん、コンバンワー!ドラムサークルカゴシマの森田孝一郎でーす!皆さん、今日はほんっと、おつかれさまでした!っということで、さ、つかれを癒す打上げに欠かせないのは、酒と料理と楽しいおしゃべり、そしてドラムサークル!はい、ココからココまでのかたー、手拍子で、パンパン、パンパン。こっちはンパンパ、ンパンパ。こっちは・・・・」手拍子に声を交えてドラムのないドラムサークル。この意外な展開に会場全体で超盛り上がりまくり、みんな一人一人が笑いながら手拍子と発声を楽しみ、ものすごい感動的な音空間ができてしまった。

これが火をつけたか、この後の明和電機のしゃべりが圧巻。身振り手振り、語り口調、表情、目の力、どれをとっても総合的にもさすがプロ!ボクも宴会ドラムサークルをしっかり芸として磨きをかけねばならないなぁーと実感。

見事に打ち上げてます

明和電機の土佐社長と

このような機会を設けてくれたKTS鹿児島テレビ様、いつもお手伝いしてくれるスタッフ、そして参加してくれた皆さんに心から深く感謝。感謝。ありがとう。

次回アートマは2006113日(文化の日)霧島アートの森で。もちろんドラムサークルもありです!

 

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