フィリピンフェスタデイ

2007610日(日)16301650@鹿児島カテドラルザビエル教会

ファシリテータ:森田moriboo孝一郎

参加者:鹿児島県在住フィリピン人コミュニティの皆さん約80名

 

今回のDCはイベント発起人からの依頼によるドラムサークルでした。

鹿児島県在住のフィリピン人は中国人に次ぐ人口らしく、でも、今までフィリピン人同士の交流は少なく、みんなで支えあい助け合い、ひとつになって横のつながりを深めたい。

そんな主旨のイベントのフィナーレで、ドラムサークルをやってフィリピン人同士のつながりをより強いものにしたい。

まさしく、ドラムサークルのためのイベントと感じたので、よろこんでボランティア参加させてもらいました。

 

会場は、聖フランシスコ・ザビエル牧師ゆかりの鹿児島カテドラルザビエル教会前庭。

教会内でミサをやったあと、オープニングセレモニー、そして各フィリピン人の家庭から持ち寄ったおびただしい量のフィリピン料理の数々。

みんなでワイワイ食事をしながら、バンド演奏あり、うたありダンスありのまるで異国に旅行に来て映画の中にいるような感じ。

しかしなにせはじめてのイベントなので予定の余興がおしにおして(でも進行役になんらあせりは無い・・・)フィナーレのドラムサークルは予定より1時間近く遅れて開始。

フィリピン人の皆さんが手伝ってくれてあっというまにセッティング終了。

 

Come on everybody, lets play the drum ! (みんな日本語わかるんだから、別に英語で叫ばなくてもよかったろうに・・・)

と叫んで、ボクがスルドでパルスを刻むと、すぐにみんなそれぞれ思い思いのリズムをたたきはじめた。

ほとんどがフィリピン人なのでもちろんだけど、日本人のビートとはかなりちがう。

ファシリテーションキューに対する反応もするどく、アテンション(ファシリテーターに注意をひきつけるファシリテーション)のためのアテンションがいらなかった。

なんら説明不要で、ストップ&ゴー、コール&レスポンス、ランブルといったベーシックファシリテーションでみんなドラムサークルを堪能。

やはりリズムをみんなで共有することって、みんなが一体になってることを強く実感するのに、とてもシンプルでわかりやすいことなんだとあらためて実感。

最後は、中央のギャザリングドラムの周りにこども達を集めて叩きながらローリング。

そしてランブルしてオシマイ。

たった20分程度のドラムサークルだったけど、終わったときのみんなの笑顔の爽快さたるや、今までボクも感じたことの無い充実感でした。

そしてみんなして片付け手伝ってくれた。

帰り際に進行役の美人フィリピン人女性が近寄ってきて、謝礼らしき袋。

!?!?いや、いや、そんな、いいです。。あ、はい。それなら、、ありがたく頂戴します。

帰りの車の中で開封すると、500円分の図書券。イベント実施の為に奔走された苦労が思い浮かべられ、そしてこれを捻出したんだろうな、と思い、涙があふれた。

フィリピン人の皆さんに、心から感謝。

そして、ボクにこんな力を与えてくれているドラムサークルにも深く感謝したとても感慨深いドラムサークルとなりました。

 

参加された方、次回参加予定の方、掲示板に一言、どうぞ!

 

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