One World Beat 2006 in Kagoshima

200657日(日)朝7時!鹿児島港北埠頭ボードウォーク

  ファシリテータ:森田mojazz孝一郎

スタッフ:かなへび、まきちゃん

参加者:女性5名+男性5名=総勢10名(上記3名含む)

 

世界で同じ時間(日本時間200657日午前7時〜8時)に一斉にビートを刻み、音楽を奏で、世界の平和を願う世界的音楽イベント One World Beat 2006の鹿児島大会を、国内で最初にエントリーし、昨日、鹿児島港北埠頭のボードウォークで無事慣行。前日、入念に世界の平和を祈りながらタイコちゃんたちをメンテナンスし、平和のイベントだからね、「おらー、乗り込めー!」などと悪しき奴隷船時代の奴隷商人のようにタイコちゃんたちを暴力的に扱うことなどあってはならず、ほぼDC(ドラムサークル)専用車と化しつつある(Rちゃん言「そんなはずでは・・」)ステップワゴンにタイコちゃんたち11人をプチプチや毛布でくるみながら大切に大切に積み込む。う"・・「積み込む」という時点で奴隷船を想像し、ビッチリ積み込み終わった時点でしばしドラムの創造者たりながら大いなる苦渋を強いられたアフリカのご先祖様方の御霊にしばし思いを馳せ、このタイコちゃんたちに出会わせてくれてありがとうございます、と合掌、礼拝。

 

午前3時半に雨粒が屋根を叩くリズムで目が覚めた。雨のときはどうするんですか?そんな質問疑問が参加予定者から発せられること自体、ボクがまだドラムのことをみんなに伝えきれていない証拠のようだ。晴れた天気のもとで叩きたい。そう願うのはドラムを産み育んできた地球自然環境に対するリスペクトを失わせる。雨が降ったら自然に任せ雨に打たれながら叩き叫べばいいのだ!いや、ちがう。人間が濡れるのはいいが、かわいいタイコちゃんたちを濡らすわけにはいかない。「少々の雨だと予定会場のすぐ近くに屋根のあるあづまやがありますからそこでやります」「大雨の場合はそれぞれ自宅で音楽してください」これが私が用意した回答。だから雨ぐらいでは前々動じない。でもその後、起床予定時刻の5時まで眠れなかった。。(思考と身体の乖離現象>身体は正直・・)

誰も来ないにゃー・・

5時半に家をでた時はまだ雨がポツポツ降っていたが、6時、会場に着くとやんでいた。セッティングスタッフには6時半集合と言っていたので独りで黙々とタイコちゃんたちを車からおろし、念のため雨の養生を。6時半すぎて2人のスタッフと1人の参加者が到着しボクも含め4人でセッティング。当初20人ぐらい来る予想だったけど、雨だろ、ってことで半分ぐらいかなーと12人分のタイコちゃんとサークルをセッティング。0655になっても誰も来ない。0700、仕方ないので4人でしんみりスタート。でも世界で同じ時間にやってる、つながってるんだよ、っていうなんかいつもと違う感覚がたった4人のドラムサークルを包み込みはじめたとき、雲の切れ間から光が差し込み、晴れビーム光線が桜島と目の前の錦江湾をキラキラ照らし始めると、4人のドラムサークルに「あれ」が降りてきてボクたち4人はスポットに落ちしばらく至福のトランスを味わう。ふと、気がつくと、たった4人からはじめたドラムサークルが10人に増えているではないか!みんな叩いてる。笑ってる。うれしかった。この場を与えてくれたOWBというイベント、雨というスパイスを効かせてくれた地球自然、そして何よりも早朝から雨模様のなかきてくれた参加者全員に深い感謝。

まずは、女のコたちがノッテきたー♪

男性陣も負けるなー!

桜島見えなぁーい・・・

<動画

参加者が語る「男性と女性とに音を出すの分けたとき、男性の音に音階を感じた」(34歳女性音楽講師)「ちっぽけな人間一人が世界平和のためになにができるって、こうやって集まってはじめて会うもの同士がタイコを叩けば少なくとも今日出会った10人の皆さんとは争わない。こういう活動を増やし、参加すればするほど争わない人が増えていく。これが世界の平和のために自分たちができること。」(50歳男性会社役員)

 

短い時間だったが、深い感謝と喜びに包まれたドラムサークルとなり、世界平和のためにかわいいタイコちゃんたちとドラムサークル仲間を増やしていこうと決意した朝でした。♪

 

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